初期設定

高齢の親にiPhoneを持たせるときの
おすすめ設定

設定を増やしすぎず、見る・押す・戻るを分かりやすくするための確認順です。iOSのバージョンや機種で項目名が異なる場合があります。

iPhoneは多機能なので、最初からすべてを家族が管理する必要はありません。本人が日常で使う場面を決め、文字と通知を見やすくし、連絡先とFaceTimeの入口を整えるところから始めます。

1. 文字と表示を見やすくする

設定アプリの「画面表示と明るさ」「アクセシビリティ」から、文字サイズ、太字、コントラスト、拡大表示を本人と相談して調整します。大きくすれば必ず良いとは限らないため、実際にメッセージや連絡先を開いて読みやすさを確認します。

  • 文字サイズを一段ずつ試す
  • ボタンの文字が途中で切れないか確認する
  • 明るさと自動ロックを生活に合わせる
  • ホーム画面に置くアプリを増やしすぎない

2. 通知を「見逃さない」より「迷わない」へ

通知が多いと、どれを押せば良いか分からなくなることがあります。家族が必要な通知だけを残し、広告やゲームなど不要な通知は減らします。ロック画面に個人情報が表示されない設定も本人と確認してください。

3. 連絡先は家族と一緒に登録する

連絡先を100件以上表示するより、よく話す家族を見つけやすくします。名前は本人が普段呼ぶ言葉にし、似た名前が並ばないよう関係を添えます。FaceTimeで使う電話番号・メールアドレスが相手の現在の設定と合っているか、発信前に確認します。

4. FaceTimeと普通の電話を分ける

FaceTime Audioと普通の電話は、声で話せる点は同じでも仕組みが違います。家族への通話を一つの大きな入口にまとめるときも、発信方法は分けて表示します。普通の電話は、契約により通話料がかかる可能性を毎回確認できる状態にします。

Easy Family Callでは、家族が登録した相手を大きな一覧で表示し、「声」「顔」「普通の電話をかける」を分けます。FaceTimeが開かない場合に普通の電話へ自動切替はしません。

5. FaceTime画面共有の前に伝えること

遠隔で操作を手伝う場合、FaceTime Videoをつないだあと、画面を見せる本人が画面共有を開始します。共有中は暗証番号、パスワード、決済情報などを表示しないようにします。画面共有はいつでも停止できることも先に伝えると安心です。

6. セキュリティと購入

端末のパスコードは、家族が勝手に決めて保管するものではなく、本人と安全な管理方法を決めます。Easy Family Callには家族設定の編集保護がありますが、端末のパスコードを守ることが前提です。

アプリ内購入を使う場合は、2人まで無料、3人目以降は買い切りで最大50人という範囲を家族で確認します。購入や復元はApple Accountの認証が必要になる場合があります。

7. 緊急時の備えを別に確認する

Easy Family Callは緊急通報用のアプリではありません。緊急連絡先、メディカルID、緊急SOS、地域の通報番号などは、Appleの公式案内と本人の状況に合わせて別途設定します。「このアプリがあれば必ずつながる」とは説明しないでください。

8. 設定後は短い練習をする

家族が設定を終えたら、実際に使う本人と1〜2回、相手を選ぶところまで練習します。うまくいかなかった箇所をメモし、表示名や順番を変更します。説明書を長くするより、本人が日常で使う言葉と同じラベルにするほうが役立つことがあります。

最初の設定を家族の役割に

Easy Family Callは、毎日の通話を大きな家族ボタンから始められるようにします。

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